Fiery JobFlow Help v2.5

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モジュールについて

Fiery JobFlowで作成する各ワークフローは、ジョブファイルに対して特定のアクションを実行する一連のモジュールで構成されます。さまざまな種類のジョブに複数のワークフローを作成でき、それぞれに異なるモジュールグループを含めることができます。

Fiery JobFlowでは次のモジュールを使用できます。

Input Sources:ワークフローの入力ソースとして使用します。SMB、FTPまたはsFTP、Dropboxアカウント、Fiery JobFlowサーバーに設定されているSmartFolderなど、さまざまな場所からファイルをインポートできます。単一のジョブ、複数のファイル、またはアーカイブ(.zipファイル)をコンピューターのデスクトップからブラウザーウィンドウ内のワークフロー名へドラッグ&ドロップ操作して送信することもできます。

Convert:さまざまな種類のファイルを処理してAdobe PDFファイルに変換できます。Microsoft Word/PowerPoint/Excel/Publisher、GIF、PICT、DIB、JPEG、PNG、TIFF、BMP、PostScriptの各ファイルタイプをサポートしています。
メモ: ジョブにPDFに依存しないワークフローが必要な場合は、Convertモジュールを削除し、ジョブ出力をPDF以外のファイル形式で出力できるオプションがあります。

Collect:ジョブの収集基準を指定することができます。指定された基準が満たされると、収集したジョブはワークフローの残りのモジュールにリリースされます。

Fiery Preflight:Fiery Preflightプリセットを使用してジョブを印刷前にチェックしエラーがないかを確認します。Fiery JobFlowは、出力デバイスとして指定されているFieryサーバーで使用可能なすべてのプリフライトプリセットを検出して表示します。プリセットが1つも設定されていない場合は、デフォルトプリセットが表示されます。

Image Enhance:PDF書類内の画像を自動的に補正します。Fiery JobFlowサーバーにインストールされているCommand WorkStationのImage Enhance Visual Editorのプリセットを選択します。

Impose:さまざま面付けテンプレートをジョブに適用できます。Fiery Imposeテンプレートを使用するには、Command WorkStation 5.5以上がFiery JobFlowと同じコンピューターにインストールされている必要があります。ワークフローでデフォルトおよびカスタムの面付けテンプレートを適用して使用できるようにするには、Fiery Imposeライセンスをアクティベートしておく必要があります。

Approve:ユーザーが外部および内部レビュアーを割り当てて、ジョブを承認できるようにします。すべてのレビュアーがリンクの記載されたEメール通知を受け取るので、ジョブをレビューしてPreflightレポートを確認できます。一度そのようにすると、ジョブを承認または拒否することができます。内部および外部レビュアーの承認プロセスは似ていますが、唯一の違いは、内部Fiery JobFlowレビュアーではFiery JobFlowサーバー上のジョブに直接つながるリンクを取得するのに対し、外部レビュアーではDropboxの場所へのリンクを取得します。Fiery JobFlow内からジョブを承認できるのは、システム管理者になっているユーザーだけです。これを行うには、ジョブタブの承認待ちのジョブセクションに移動し、Approveアイコンをクリックします。

Correct:受信ジョブにEnfocus PitStopのアクションを適用できます。ワークフローに追加されたアクションは、ページ番号の追加、色の変換、画像の解像度の調整などの修正を自動的に適用するために使用されます。標準のアクションリストから選択するか、Enfocus PitStop Proで作成した変数セットをスマートアクションリストに適用することができます。

Connect:Connectパッケージ、スクリプトまたはHot Folders経由でサードパーティのアプリケーションに接続できます。次のいずれかの操作を行います。
  • Fiery JobFlowでサポートされる形式にネイティブジョブを変換します。この操作を行うには、Connectモジュールをワークフロー(Inputの直後、ただしConvertより前)に追加します。ジョブの要件に応じて、Connectモジュールの複数のインスタンスに異なる設定とパラメーターを追加できます。
  • ワークフローの通常の手順としてPDFジョブを変更します。この操作を行うには、Connectモジュールをワークフローの任意の位置に追加します。
メモ: Connectモジュールが使用するHot FoldersはFiery Hot Foldersではありません。

Preflight:Enfocus PitStop PDFプロファイルに基づいて受信ジョブを検査します。プリフライトでは、使用するPitStop PDFプロファイルで定義されている基準にPDFファイルが従っているかどうかを確認します。プリフライトプロファイルは、プロファイルメニューからプロファイル名を選択すると表示できます。標準のプリフライトプロファイルを選択するか、Enfocus PitStop Proで作成した変数セットをスマートプリフライトプロファイルに適用することができます。

Output:設定時に選択したFiery server、Fiery XF、Fiery Centralのいずれかのプリンターグループ、Dropboxアカウント、SMB、(s)FTPのいずれかの場所から選択できます。選択したFiery serverまたはFiery Centralのプリンターグループの場合、表示されるプリセットのリストから選択できます。これらのプリセットは、選択したFiery serverまたはFiery Centralのプリンターグループのサーバープリセットです。

管理者は、モジュール設定を指定および設定できます。モジュール設定を参照してください。

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