Fiery Command WorkStation

Fiery Impose Plus v1.0

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Fiery Impose Plusの仕上がりサイズオプション

仕上がりサイズでは、印刷が終わり、トリミング、折り、製本などの仕上げ処理を適用した後の最終製品のサイズを設定します。

デフォルトのワークフローはクロップボックスに合わせるになっています。

使用できるワークフローは次のとおりです。

  • クロップボックスに合わせる - ジョブのレイアウトはAdobe PDFクロップボックスが基準になります。選択した書類のページ内容に合わせてブリードサイズを手動で設定する必要があります。この仕上がりサイズワークフローでは、ブリードサイズをクロップボックスのサイズから差し引いて、最終製品の仕上がりサイズを手動で見積もる必要があります。

  • ユーザー定義 - 最終仕上がりサイズとブリードサイズがPDFジョブに対して自動的に検出されますが、ユーザーはどちらの設定も変更できます。ページの内容は用紙の中央に配置されます。ユーザー定義の仕上がりサイズワークフローでの仕上がりサイズは、ブリード、クロップボックス、書類ページサイズに依存しない静的な値です。元のブリードサイズは自動的に検出されます。

  • トリムボックスに合わせる - サイズの小さな異なるアイテム(名刺、はがき、コンサートチケットなど)をサイズの大きなシート(11x17など)上に配置するレイアウトを自動的に作成する、自動化されたワークフローです。ユーザーはシートサイズごとにホットフォルダーを1つ作成し、サイズの小さな異なるアイテムをそこに入れることができます。自動方向設定により、印刷できるアイテムの数が最大になるように最適な向きが決定されます。このワークフローは、ギャングアップジョブにのみ適用されます。

    仕上がりサイズをトリムボックスに合わせるに変更すると、自動的にレイアウト方向は自動に設定されます。自動の場合は、縦と横の双方について印刷できるアイテムの数が計算され、シートの領域を最大化する向きが使用されます。たとえば、3.5インチx2インチの名刺を12x18のシートに印刷する場合、縦向きでは24枚(8行x3列)、横向きでは25枚(5行x5列)の配置が可能です。自動設定では、より多くの名刺を作成できる横向きが選択されます。自動は、その他の仕上がりサイズワークフローでは使用できません。

最終仕上がりサイズに入力できる最小寸法は0.25インチです。最大値は、プリンターでサポートされている用紙サイズにより異なります。

ユーザー定義の仕上がりサイズのメリット

ユーザー定義の仕上がりサイズは、オリジナルの内容で指定されたトリムサイズに基づきます。仕上がりサイズを指定すると、Fiery Impose Plusによって各シートの中央にページ内容が自動的に配置されます。

面付けされるジョブの内容の配置がページごとに異なり、それぞれが異なるクロップサイズの場合、ユーザー定義の仕上がりサイズを選択すると、Adobe PDFで設定されたトリムサイズをFiery Impose Plusで自動検出できます。

クロップボックスの仕上がりサイズワークフローの場合、ユーザーは、ブリードを理解し、何らかの操作によってページ内容を面付けレイアウトに正しく配置する必要があります。

トリムボックスに合わせる仕上がりサイズのメリット

トリムボックスに合わせる仕上がりサイズのメリット(特に、Hot Folders、仮想プリンター、プリセットなどの自動ワークフローの場合)は、PDF画像のサイズを変更しても行と列の数が自動的に再計算されることです。自動レイアウト方向により、製品(名刺など)の数が最大になります。Fiery Imposeのワークフロー設定時にシートサイズを変更した場合は、レイアウトが更新されます。