Fiery JobFlow Help v2.5

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マスター変数の使用

Master Variables は、ジョブの要件に応じてモジュールのデフォルト設定をユーザーが柔軟に上書きおよびアップデートできる設定ファイルです。

ワークフローの作成時に、モジュールを選択し、各モジュールの設定を指定できます。ワークフローに送信されたジョブは、これらのデフォルト設定を使用して処理されます。Master Variablesを使用すると、モジュールのデフォルト設定を上書きおよびアップデートできるので、ワークフロー固有ではなくジョブ固有のモジュールにすることができます。

Master Variables は、Correct、Connect、Preflight、出力の各モジュールで定義できます。これらのモジュールのいずれかがジョブで使用される場合は、これらのモジュールに含まれている Master Variables を使用して、デフォルト設定をアップデートできます。

Master Variables は、次のモジュール設定で使用できます。
  • Correct:スマートアクションリスト

  • Connect:Connectパッケージ

  • Preflight:カスタムスマートPDFプロファイル

  • 出力:Job Properties

Master Variablesを使用してデフォルト設定を上書きするには、Correct、Connect、Preflight、出力モジュールの上にConnectモジュールを追加する必要があります。追加すると、ワークフロー内の後続のモジュールで使用される編集可能なJSON(JavaScript Object Notation)ファイルがConnectモジュールにより作成されます。JSONファイルでMaster Variablesを効果的に使用できるようにするには、次の点に留意してください。
  • JSONファイルは有効である必要があります。無効なJSONファイルの場合は、ジョブが失敗します。
  • JSONファイルには「params_NextModuleID.json」という形式の名前を付けてください。正しいIDは、Fiery JobFlowからスクリプト引数として提供されます。
  • JSONファイルには、値を上書きするMaster Variablesが含まれている必要があります。

Master Variablesの作成については、http://www.efi.com/Fiery JobFlow/Connect Cookbookを参照してください。

  1. Fiery JobFlowワークスペースのワークフロータブで、上書きする必要があるモジュール設定を持つワークフローの名前をクリックします。 そのワークフローが開き、モジュールの一覧が表示されます。
  2. ワークフローにCorrectPreflightConnect出力のいずれかのモジュールがある場合は、モジュールのプラス記号をクリックし、Connectモジュールを追加します。 ConnectモジュールがJSONファイルを作成して、定義済みの場所に保存します。
  3. そのJSONファイルにアクセスし、ジョブの要件に従って設定をアップデートします。
    メモ: 設定のサポート範囲内にない値を入力すると、ジョブは処理時に失敗します。
  4. ジョブをワークフローに送信します。 ジョブは、アップデートされた設定を使用して処理されます。アップデートされた値とMaster Variablesアイコンが、アップデートされた設定の横に表示さます。
メモ: Fiery XFはMaster Variablesをサポートしていません。
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