Fiery JobFlow Help v2.5

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Connect設定

Fiery JobFlowワークフローでPDFにアクションを適用する、サードパーティ製アプリケーションスクリプトまたはホットフォルダーの場所を指定します。

たとえば、サードパーティ製アプリケーションを使用して、イメージを強調したり、CorelDrawのような別のアプリケーションで作成されたドキュメントをPDFに変換したりすることができます。

Connectモジュールで、ユーザーは事前定義スクリプトを選択したり、カスタムスクリプトを指定したり、ホットフォルダー設定を使用することができます。

メモ: スクリプト作成は、一定水準の技術および知識を持つユーザーを対象にしています。Connectモジュールは、スクリプト作成の基本原則を熟知していて、引数のような概念を理解しているユーザーを対象としています。不完全に作成されたスクリプトの結果として発生した可能性のあるあらゆるエラーについて、当社は責任を負いません。Fiery JobFlowでは、スキルのあるユーザーが問題をトラブルシューティングできるように、エラーの発生時にログが提供されます。

Fiery JobFlowでは、単純なスクリプトのサンプルと引数が提供されますが、スクリプトの作成方法に関する情報は提供されません。サンプルを見るには、http://resources.efi.com/jobflow/libraryでサンプルの場所を確認してください。http://www.efi.com/Fiery JobFlow/Connect Cookbookも合わせて参照してください。

メモ: ワークフローでは事前定義スクリプト、ユーザー定義スクリプトまたはホットフォルダーの場所を指定できます。これら3つを同じワークフローで指定することはできません。以下からConnectのデフォルト設定を指定することができます。 Admin > モジュール設定これらの設定は、任意のワークフローに対して編集することができます。

Connectパッケージ設定

Connectパッケージは、スクリプトの実行に必要なコンポーネントを収容するzip形式のアーカイブフォルダーです。Connectパッケージでは、サードパーティ製のアプリケーションスクリプトを容易に使用することができます。

ConnectパッケージはリソースとしてFiery JobFlowにインポートすることができます。インポートされたConnectパッケージは、Connectパッケージのドロップダウンメニューにオプションとして表示されます。

メモ: Connectパッケージ(.zip)をエクスポートすることはできません。

Connectパッケージのラジオボタンを選択し、ドロップダウンからスクリプトを選択します。スクリプトの実行に必要なすべてのコンポーネントは、事前に定義されています。変数の変更リンクをクリックし、追加パラメータを更新することができます。

ConnectパッケージはMaster Variablesをサポートしています。Master Variablesを使用して、モジュールのデフォルト設定を上書きおよびアップデートできます。詳細は、マスター変数の使用を参照してください。

スクリプト設定

スクリプトラジオボタンを選択し、使用するスクリプトの場所を入力します。

ユーザー定義のスクリプトをサポートするため、Fiery JobFlowではスクリプトを使用するジョブを処理するために必要なすべての情報が提供されます。Fiery JobFlowでは以下の引数が提供されます。

  1. 入力場所:Fiery JobFlowが処理のためにファイルを使用可能にする一時的な場所
  2. 出力場所:Fiery JobFlowが処理済みのファイルのコピーを待機する一時的な場所
  3. ジョブ名:Fiery JobFlowに表示されるジョブ名
  4. ワークフロー名:スクリプトが開始されたワークフローの名前
  5. プリフライト名:そのワークフローで生成された最後のプリフライトレポートの場所
  6. ヴォールト:ワークフローでジョブが処理されている間に使用される一時的な場所
  7. 次のモジュールID: ワークフローの次のモジュールの内部ID。Master Variablesでは、次のモジュールIDが必要です。

引数には名前がなく、引数を解釈する順序をスクリプトに伝える必要があります。

ジョブに対してスクリプトを実行する際にエラーが発生した場合、Fiery JobFlowではジョブタブのエラージョブペインでエラーログへのリンクが提供されます。Fiery JobFlowではスクリプトの修正方法に関する情報は提供されません。スキルのあるユーザーは、ログで提供される情報を使用してスクリプトを修正できます。

ホットフォルダー設定

Connectモジュールの最初の使用はホットフォルダー経由で行われます。ホットフォルダーラジオボタンを選択し、入力ホットフォルダー(ジョブの移動先)と出力ホットフォルダー(結果の配置先)の場所を指定します。Fiery JobFlowがジョブの出現を無制限に待ち続けることがないよう、処理時間の限界を指定することもできます。入力および出力場所は、Fiery JobFlowサーバーを基準とした相対位置です。Fiery JobFlow は、指定された入力フォルダーにジョブをコピーします。アクションが適用された後、ジョブは同じジョブ名の指定された出力フォルダーに配置されます。

以下の例では、入力および出力場所はFiery JobFlowサーバー上のホットフォルダーです。

c:\hotfolders\input

c:\hotfolders\output

ネットワーク上の場所は、以下のようにネットワーク上の場所を示す標準のWindows表記を使用することによってサポートされます。

\\server\hotfolders\input

\\server\hotfolders\output

メモ: Connectモジュールのホットフォルダーは、Fiery Hot Foldersではありません。
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