Fiery JobFlow

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Collect設定

Collectモジュールを使用すると、ユーザーはジョブがリリースされるまでの収集基準を指定することができます。ワークフロー内のジョブは指定された基準に基づき、その基準が満たされるまで待機します。基準が満たされると、ジョブはワークフローの残りのモジュールにリリースされます。

Collectモジュールは、ワークフロー内のConvertモジュールの後にのみ追加することができます。

Collect設定が指定されているジョブはジョブ > 概要 > 収集したジョブまたはジョブ > すべてのジョブ > 収集したジョブに表示されます。

Collectモジュールには次の設定があります。
  • ジョブの件数:ワークフローの次のモジュールにジョブをリリースするために必要な収集されているジョブの件数を指定します。たとえば、ジョブの件数として50を指定できます。この場合、ワークフロー内のジョブの件数が50になるまでリリースされません。
  • ページ数:ワークフローの次のモジュールにジョブをリリースされる前に収集する必要のあるページ数を指定します。たとえば、ページ数として100を指定できます。ワークフロー内のジョブは、収集したジョブの総ページ数が100になるまで待機します。

また、次の項目を設定することもできます。

  • ジョブのリリース:収集したジョブのリリース方法を選択します。ドロップダウンで選択可能なオプションは次の通りです。
    • 個別:収集したジョブを個別にリリースします。
    • マージ:個々のジョブをマージし1つのジョブとして処理します。
    • 丁合い:個々のジョブをマージすると、同じページ番号のページはマージされます。たとえば、5つのジョブがある場合、すべてのジョブの1ページ目がマージされます。複数のブックレットを面付けしたり、複数のジョブのスタックを作成したりする場合に、このオプションを使用します。
      メモ: 丁合いジョブはマージされます。マージしない場合には丁合いすることはできません。
  • ジョブがリリースされる順序です。ドロップダウンで選択可能なオプションは次の通りです。
    • 送信時刻順:ジョブは、先入れ先出し(FIFO)ルールに沿ってリリースされます。
    • 名前順:アルファベット順でジョブをリリースします。
メモ: Collect設定を上書きするには、概要すべてのジョブタブの収集したジョブカテゴリーにある今すぐリリースリンクをクリックします。

Collectモジュールは、次の場合に特に便利です。

  • ユーザーが特定の種類の用紙を使用するようにプリンターをプリロードし、ロードされている用紙のみを使用してジョブを印刷する場合。Collect設定により、プリロードされた用紙を使用するためにジョブの件数またはページ数を指定します。

  • ユーザーが特殊インクまたはトナーを使用する場合。Collect設定により、特殊インクまたはトナーを使用する必要があるジョブの件数またはページ数が収集されるまで待機するようにします。たとえば、1つの特殊トナーのみに対応している場合は、Collect設定により、ジョブの件数またはページ数が必要な値になるまで待機し、その後にジョブがリリースされて特殊トナーを使用して印刷されます。これで、ユーザーはジョブごとにトナーを交換する必要がなくなります。
  • ユーザーが、スタックサイズと数量に基づいて名刺の自動レイアウトを使用する場合。ユーザーは、必要な名刺の数量に応じてページ数の基準が指定されたワークフローを作成することができます。ページ数の基準が満たされると、ジョブは自動的にリリースされます。
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