Fiery JobMasterでのタブの挿入と編集

Fieryサーバーでタブ印刷がサポートされている場合は、タブを挿入し、タブのテキスト設定と用紙設定を指定できます。「タブ用紙」ウィンドウで、用紙設定をプリセットとして保存できます。カスタムタブを定義し、その設定をプリセットに追加できます。

1つの書類で2つのタブスタイルを指定できます。長い書類では、これを利用して章と節を区別できます。複数のタブスタイルを書類に追加するにはを参照してください。

「タブ用紙」ウィンドウには、タブ部分の画像が寸法入りで表示されます。1セット内のタブ数を変更した場合は、表示されたタブの寸法が変わります。1セットに指定できるタブの数は最大50個です。

普通のページをタブ付きページに変換するには、ページの「タブに変換」オプションを選択します。

メモ: 以前のバージョンのFiery Composeにあった「タブに変換」オプションはなくなっています。Fiery Composeで書類内の既存のページ、または挿入されたページをタブに変換するには、「用紙を指定」を右クリックして選択し、リストからタブ用紙を選択します。

Command WorkStationでスプール済みの待機ジョブを右クリックし、「JobMaster」を選択します。
タブを挿入するには、「ページ表示」ペインでページ（複数可）を選択し、「アクション」 > 「タブシート挿入」をクリックします。
タブを編集するには、「ページ表示」または「シート表示」ペインでタブを右クリックし、「タブ編集」をクリックします。
「タブ編集」ウィンドウで設定を指定します。
- テキスト - 書類に複数のタブがある場合は、設定するタブを選択します。タブにテキストを追加するときに、次のタブや前のタブを選択するには、 Ctrl+右矢印キー（Windows）または Cmd+右矢印キー（Mac OS）を押します。
- 背景色 - 有効にするには「使用不可」ボタンをクリックします。
- 背景画像 - 背景画像には、BMP、JPEG（JPG）、PNG、TIFF（TIF）、またはGIFファイルを使用できます。タブ上に配置する背景画像を選択後、不透明度、拡大縮小、および回転の指定と、タブのサイズに対するマージンの設定ができます。
用紙設定を指定するには、「用紙プリセット」フィールドの横の「編集」ボタンをクリックし、設定を次のように指定します。
- タブ順 - タブを印刷する順序を指定します。
- 不使用タブ紙出力トレイ - セット内のタブを一部のみ使用するジョブを印刷する場合に、この設定を使用します。たとえば、タブが5個あるセットで3個のタブしか使用しない場合、使用しない2個のタブが選択したトレイに出力されます。
- タブシフト（タブに変換）- 既存のページから変換されたタブに使用します。
（オプション）用紙設定をプリセットとして保存するには、「用紙プリセット」メニューの横の「プリセット保存」アイコンをクリックし、プリセットに名前を付けます。
プリセットは「タブ用紙」ウィンドウと、「タブ編集」ウィンドウに表示されます。
「タブ用紙」ウィンドウで「OK」をクリックします。
「タブ編集」ウィンドウで「OK」をクリックします。