Fiery XF 7.3

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全ジョブをネスティング

指定した条件を満たすと、ネスティングを自動的に作成するようにワークフローを設定できます。1つのネスティングが作成されると、その後のすべてのジョブが次のネスティングの一部になります。

Command WorkStationは次の場合にネスティングを作成できます:
  • シートまたは行の特定の割合を埋める、十分なジョブがロードされた場合。

    メモ:

    プリンターに挿入されている用紙の形式よりも小さいカスタム用紙のフォーマットを定義できます。これは、ロール紙に印刷中かつ、シートの特定の割合が埋まっているときにネスティングを作成する場合に便利です。詳細については、クイックスタートガイドを参照してください。

  • 最後のジョブがロードされてから指定された期間が経過した場合。

メモ: ワークフロー設定はジョブ設定より優先されます。例えば、ワークフローでページの統一した拡大縮小を設定した場合、ネストされた個々のジョブに異なる拡大縮小率を適用することはできません。
  1. Server Managerの場合:サイドバーでプリンターをクリックし、プリンターを選択します。プリンターのツリー表示で、ワークフローを選択します。レイアウトタブのネスティングパネルを開きます。パネルのヘッダーバーで、設定をアクティベートするチェックボックスをオンにします。
  2. ネスティングを作成するための条件を定義します。

    Command WorkStationは、シートまたはラインの最低の割合が埋まらなかったとしても、特定の時間が経過した後、常にネスティングを作成、処理します。

  3. 最適化方向で、ジョブのシート上での配置方法を定義します。

    ネスティングされたジョブを、シート上でとるスペースができるだけ少なくなるように並べることができます。また、印刷後に水平または垂直のなるべく少ない直線で裁断できるように並べることもできます。

    さらに、ジョブを回転させて、シートの空いた部分をより有効に活用すると、用紙の廃棄を減らすことができます。あるいは、すべてのジョブを元の方向でネスティングするか、すべてに縦置きまたは横置きを適用することが可能です。

  4. 均一スケーリングで、チェックボックスをオンにし、幅と高さを入力して、すべてのページを同じサイズ(オプション)に拡大縮小します。
  5. スペースでページ間の水平および垂直距離を入力します(オプション)。 この設定では、ジョブラベルが考慮されます。
  6. ジョブ周りの空間(写真フレーム)で、各端の境界線の幅を入力します(オプション)。 この設定では、印刷されないマージンも考慮されます。